弘前大学教養教育開発実践センター

センターからのお知らせ

教員紹介

多田 恵実TADA Megumi

准教授 修士 (アメリカ文学)

専門領域

アメリカ文学・外国語教育

主な研究テーマ

  • 経験に基づく学習(2017~2020海外PBL企画運営)
  • ビジネス・イングリッシュの指導・研究
  • 小学校英語教育

メッセージ

語学は机上の学習に終わらず、実生活に役立ってこそ価値があります。実際の経験や体験を通して自然に、より深く確実に自分のものにする、そんな学習場面を設定し、習熟方法を確立する研究をしており、留学によるPBL(課題解決型学習)を企画・引率、イングリッシュ・ラウンジにて大学内部のみならずさまざまなビジネス・パーソンの講演や、学生さんの体験企画に日々工夫をこらしております。以前は従業員の大半が海外各国からの赴任者で、共通語が英語という外資系企業に勤務しておりましたので、英語による実務経験があります。せっかく覚えた英語はどんどん恥ずかしがらずに使ってみましょう。夢があったら、実現する努力をしましょう。イングリッシュ・ラウンジに来て、たくさん英語を使って、聞いて、話してみましょう。世界が大きく広がるはず。待ってます!

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バードセール ブライアン ジョンBIRDSELL BRIAN JON

准教授 Ph.D. (English Language and Applied Linguistics)

専門領域

認知言語学

主な研究テーマ

  • 身体性認知・メタファー(比喩)
  • 創造性研究・内容言語統合型学習 (CLIL)

メッセージ

これまでの研究では、主に学習者の創造性における個人差に焦点を当ててきました。具体的には、第一言語(日本語)と第二言語(英語)の両方で、創造的なメタファーの生成について調べました。現在、私は2つの研究に取り組んでいます。1つは、広告における視覚的メタファーの効果を研究しています。もう一つは、英語の句動詞(back up、 break outなど)の学習を、異なる教育アプローチ(言語学的アプローチ、認知的アプローチ、体現的アプローチ)がどのように促進するかを分析しています。
学生にとって、英語を学ぶことは世界中の人とコミュニケーションをとるために重要なことですが、コミュニケーションは言葉だけではないことを忘れないでください。身振り手振り、表情、ボディランゲージ、そして世界に好奇心を持ち、心を開いて探検したいという気持ちを持つことが大切です。

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立田 夏子TATSUTA Natsuko

准教授 博士(言語学)

専門領域

外国語教育・認知科学・脳科学

主な研究テーマ

  • 脳科学の観点からの第二言語・外国語処理に関する研究
  • 日本人英語学習者の自己調整学習に関する研究
  • 第一言語及び第二言語におけるメタファーの処理に関する研究

メッセージ

「世界ふしぎ発見!」というTV番組を知っていますか?私はこの番組が大好きで、中学生の頃からよく見ていました。そのうちに、「私も外国に行ってみたい!」と強く思うようになり、英語をしっかり勉強しようと心に決めました。しかし、学校の授業だけではなかなか英語が上達しませんでした。その理由が知りたくで、大学生の時に第二言語・外国語処理に関する研究を始めました。幼い頃から英語に接してきた人vs.中学から英語の勉強をはじめた人、英語が得意な人vs.苦手な人。脳波実験を通して多くのことが分かりました。研究を通して一番嬉しかったことは、母語の影響はあるけれども、私のように中学生になってから英語の勉強をはじめても、英語ネイティブと同じような脳処理ができることが分かったことです。これに励まされ、今は、では、どのような学習方法をしたらより英語を上達させることができるのかについて研究しています。授業では、学生の皆さんとも英語学習について一緒に考えていきたいと思います。

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ソロモン ジョシュア リーJoshua Lee SOLOMON

講師 博士(地域研究)

専門領域

東亜言語及び文明、英語教育

主な研究テーマ

  • 地方文学・地方語を用いる日本語文学
  • 満洲における日本語文学
  • 故郷論・場の創造性

メッセージ

言語を身につけるには、ある意味「恥知らず」でいることが重要だと思います。私は長年、日本語を勉強してきました。学生時代、クラスメイトたちは正しくない日本語を話すことに恥を感じて話すことに抵抗を覚えているようでした。その一方、自分は完璧な日本語を話せないことを前提とし、間違えた表現を使っても恥ずかしくないのだ、と自分に言い聞かせてどんどん日本語を話すようにしてきました。表現が出てこないときは、仕草や顔の表情を使ってコミュニケーションをとるように心がけ、積極的に日本語を学習してきた結果、日本語文学の研究や大学での仕事ができるほど日本語を使いこなせるようになりました。その経験を踏まえて、常に学生には「Global English」が身につくように、自分がそうであった、そして今もそうであるように、言葉を間違えることを恥だと思わずにどんどん英語を発信する態度で英語学習に望んでほしいと思います。

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横内 裕一郎YOKOUCHI Yuichiro

助教 博士(言語学)

専門領域

言語テスティング・英語教育学

主な研究テーマ

  • 再話・要約のタスク条件が発話に与える影響
  • 発話の複雑さ・正確さ・流暢さに関する研究
  • 要約課題における発話内容の評価方法の確立

メッセージ

私は大学入学時の英語力は平均以下(いわゆる偏差値でいうと40台)でした。そして英語を教える立場になった今でも英語には苦手意識を持っています。日本語を母語にしている以上、外国語に対する苦手意識は簡単に拭い去れるものではありません。学生時代に紆余曲折を経て、なぜか英語教育の門を叩いてしまったのですが、様々な英語教育に関わる分野の中でも言語テスティングに興味を持つようになりました。テスト結果の善し悪しでその科目への意欲が削がれることもあるため、学習者に悪い影響を及ぼすテストを減らすためにはどうすればよいかということを考え、言語テストの研究をはじめました。現在、教養教育英語科目を担当していますが、英語の苦手な方に寄り添い、学びを深め、英語が好きだったり得意だったりする方には共に英語を学べるような授業を展開できるように心がけて参ります。

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片桐 早苗KATAGIRI Sanae

助教 修士(国際文化)

専門領域

英語教育、協同学習、自律学習

主な研究テーマ

  • 協同学習に基づく授業実践
  • 学習者の自律を促す授業実践
  • 教師の自律的成長

メッセージ

外国語の学習は時には成果が見えにくく、学び続けるのがつらく感じる時があると思います。そんな時でも同じ目標を共有する仲間との学びあい、協同する価値を見出し、自分の学習を自分で切り開いていけるきっかけになるような授業ができればいいなと思っています。

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ヤグノ ライクJAGNO Reik

助教 Doktor der Philosophie(歴史)

専門領域

歴史・英語教育

主な研究テーマ

  • 明治期における日本とドイツの出会いー比較文化的観点
  • 歴史・知識の移転・世代の歴史

メッセージ

教養教育開発実践センターのヤグノライクです。英語を担当しています。私はゲッティンゲン大学で歴史の博士号を取得し、日本では仙台と東京で研究をしてきました。私の研究は、明治期に来日した重要なドイツ人を選び出し、彼らが推進した二国間の知的交流の実態を明らかにすることです。本学では、学生の皆さんの英語運用能力向上に積極的に貢献したいと思っています。英語はアメリカ英語だけでなく、グローバルな言語です。私と一緒にヨーロッパのいろいろな英語に触れてみませんか。どうぞよろしくお願いいたします。

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