弘前大学教養教育開発実践センター

センターからのお知らせ

教員紹介

バードセール ブライアン ジョンBIRDSELL BRIAN JON

准教授 Ph.D. (English Language and Applied Linguistics)

専門領域

認知言語学

主な研究テーマ

  • 身体性認知・メタファー(比喩)
  • 創造性研究・内容言語統合型学習 (CLIL)

メッセージ

これまでの研究では、主に学習者の創造性における個人差に焦点を当ててきました。具体的には、第一言語(日本語)と第二言語(英語)の両方で、創造的なメタファーの生成について調べました。現在、私は2つの研究に取り組んでいます。1つは、広告における視覚的メタファーの効果を研究しています。もう一つは、英語の句動詞(back up、 break outなど)の学習を、異なる教育アプローチ(言語学的アプローチ、認知的アプローチ、体現的アプローチ)がどのように促進するかを分析しています。
学生にとって、英語を学ぶことは世界中の人とコミュニケーションをとるために重要なことですが、コミュニケーションは言葉だけではないことを忘れないでください。身振り手振り、表情、ボディランゲージ、そして世界に好奇心を持ち、心を開いて探検したいという気持ちを持つことが大切です。

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ソロモン ジョシュア リーJoshua Lee SOLOMON

講師 博士(地域研究)

専門領域

東亜言語及び文明、英語教育

主な研究テーマ

  • 地方文学・地方語を用いる日本語文学
  • 満洲における日本語文学
  • 故郷論・場の創造性

メッセージ

言語を身につけるには、ある意味「恥知らず」でいることが重要だと思います。私は長年、日本語を勉強してきました。学生時代、クラスメイトたちは正しくない日本語を話すことに恥を感じて話すことに抵抗を覚えているようでした。その一方、自分は完璧な日本語を話せないことを前提とし、間違えた表現を使っても恥ずかしくないのだ、と自分に言い聞かせてどんどん日本語を話すようにしてきました。表現が出てこないときは、仕草や顔の表情を使ってコミュニケーションをとるように心がけ、積極的に日本語を学習してきた結果、日本語文学の研究や大学での仕事ができるほど日本語を使いこなせるようになりました。その経験を踏まえて、常に学生には「Global English」が身につくように、自分がそうであった、そして今もそうであるように、言葉を間違えることを恥だと思わずにどんどん英語を発信する態度で英語学習に望んでほしいと思います。

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片桐 早苗KATAGIRI Sanae

助教 修士(国際文化)

専門領域

英語教育、協同学習、自律学習

主な研究テーマ

  • 協同学習に基づく授業実践
  • 学習者の自律を促す授業実践
  • 教師の自律的成長

メッセージ

外国語の学習は時には成果が見えにくく、学び続けるのがつらく感じる時があると思います。そんな時でも同じ目標を共有する仲間との学びあい、協同する価値を見出し、自分の学習を自分で切り開いていけるきっかけになるような授業ができればいいなと思っています。

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ヤグノ ライクJAGNO Reik

助教 Doktor der Philosophie(歴史)

専門領域

歴史・英語教育

主な研究テーマ

  • 明治期における日本とドイツの出会いー比較文化的観点
  • 歴史・知識の移転・世代の歴史

メッセージ

教養教育開発実践センターのヤグノライクです。英語を担当しています。私はゲッティンゲン大学で歴史の博士号を取得し、日本では仙台と東京で研究をしてきました。私の研究は、明治期に来日した重要なドイツ人を選び出し、彼らが推進した二国間の知的交流の実態を明らかにすることです。本学では、学生の皆さんの英語運用能力向上に積極的に貢献したいと思っています。英語はアメリカ英語だけでなく、グローバルな言語です。私と一緒にヨーロッパのいろいろな英語に触れてみませんか。どうぞよろしくお願いいたします。

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