弘前大学教養教育開発実践センター

センターからのお知らせ

教養教育開発実践センターについて

教養教育開発実践センター長挨拶

センター長 岡崎 雅明

弘前大学では、学生皆さんが所属する学部で実施される専門教育と共に、教養教育を大切に考えて、カリキュラムを構築しています。教養教育では学部の専門性にとらわれず、総合大学の良さを活かして、文理融合的に授業が実施されますので、皆さんは知的好奇心に従い、授業を選択し受講することができます。教養教育で受講できる授業の数は限られますが、重要なことは授業を1つの「きっかけ」として、さらに自発的に学修を進めることです。きっかけによっては教室を飛び出して、青森県内の弘前市をはじめとする地域へ出かけて学修することが必要となります。そのような学生皆さんの能動的な学修を、基礎ゼミナール、地域学ゼミナール、学部越境型地域志向科目といった一連のカリキュラムによって支援しています。

私は理工学部にも所属し、無機化学に関する教育と研究を担当しています。最先端の化学研究を行っていくうえで重要となってくるのが、意外に思うかもしれませんが言語力です。つまり、事象、課題および着想を論理的に思考し言語化する力です。教養教育では、文系理系問わず、様々な授業を受講することになりますが、その学びの過程において、言語力の育成を一つの課題として意識してほしいと考えています。

弘前大学の教養教育では、英語教育を大切に考えています。将来、グローバルな世界で活躍する方はもちろんのこと、グローバルな視点をもって地域で活躍する方も、国際共通語である英語の習得は必要不可欠です。教養教育開発実践センターには、3名のネイティブ教員を含めて7名の英語教育担当教員が所属しています。習熟度に応じたクラス編成により、Listening、Reading、Speaking、Writingの授業が必修科目として開講され、継続的な学びを確保し発展的な内容を取り扱うIntegrated科目へと接続されます。さらに、留学生あるいは英語の先生方とアットホームな雰囲気で学修できるイングリッシュ・ラウンジを設置しています。授業では受け身になりがちですが、ラウンジではビジネス英語、英語コミュニケーション力、英語を介した世界文化・歴史を能動的に学修することができます。

教養教育にかかわる教職員は、授業を通して学生皆さんの将来にわたる「きっかけ」づくりを支援させていただきます。皆さんにとって大学での学生生活が実りあるものとなるよう願っています。

センター長
岡崎 雅明

教養教育の目的

大学の教育システムは、大きく分けて、専門教育と教養教育から成り立っています。
専門教育は、主に「専門教育科目」を通して行われます。「専門教育科目」とは、それぞれの学部の教育理念に基づいた学部独自の科目のことであり、それぞれの専門分野についての知識や考え方を深く学びます。
それに対して、教養教育は、「教養教育科目」を通して行われます。
「教養教育科目」とは、学部の区別なく、全ての学生が受講する科目のことであり、 弘前大学では以下の目的に沿って「教養教育科目」が開講されます。

教養教育の目的

  • 主体的・能動的学修への転換
  • 文理融合教育による多元的な視点や思考法の獲得
  • 国際共通語としての英語能力の獲得
  • 地域志向性(地域が持つ強みや課題の理解、課題解決への意欲等)の涵養
  • 国際性(異文化理解、多文化共生等)の涵養